「網膜症」の発症や進行を予防するためには、血糖を厳しく調整することが大切です。
その値が「HbA1c」です。
「HbA1c」とは、ヘモグロビンエーワンシーといい、赤血球のヘモグロビンに糖が結びついたものの一種です。
アメリカで試験が行われた結果によると、HbA1cの値が低い群のほうが網膜症の発症率が低いと分かりました。
ですから、血糖をきちんと調整することで、網膜症の予防ができるのです。
また、空腹時と食後の血糖値の差も小さくすることも必要なことです。
健康の人の血糖値は、空腹時およそ70?100mg/dl、食後140mg/dl以下です。
しかし、空腹時は正常範囲、食後は200mg/dl超など血糖値の差が大きい場合は、網膜血管が障害を受けます。
そのため、網膜症が進行しやすくなります。
かなり進行した網膜症を薬物療法で治療した場合、急激に血糖値が下がりすぎたりすると、出血の恐れがあります。
血糖を調整するには、こまめに体を動かすことです。
日常の生活の中で、階段を利用するなど体を積極的に動かすことで、糖が消費されやすくなります。
網膜症の原因が糖尿病なので、糖尿病自体を改善することが大切なのです。
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