糖尿病が原因で起こる合併症の1つが「腎症」です。
腎臓の病気になり、「人工透析」を受ける人が年々増加していて、新たに人工透析を始める人は、日本では1年間で3万人以上です。
腎症を発症するまでの期間は、個人によって大きく違います。
血糖と血圧の調整によって、糖尿病になってから5年の人もいれば、20年経ってからなる人もいます。
なぜ、糖尿病によって腎症を引き起こすかというと、血糖の高い状態が長く続くことで腎臓の働きに悪影響を与えます。
腎臓は左右にあり、毛細血管がまとまった「糸球体」がおよそ100万個ずつあり、老廃物を取り除き血液をきれいにしています。
この血液をきれいにする働きが低下すると、塩分の排出が弱くなり、血圧が上昇しがちになります。
そして、悪影響を受けていなかった糸球体に負担をかけてしまうことになります。
この状態が循環することで腎症を悪化させていくのです。
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